ファイナルファンタジーⅦ

FFシリーズ新時代の到来! 話題沸騰の衝撃作!

<RPG/スクウェア/1997.1.31>

従来のFFシリーズのイメージを破るサイバーな世界観が衝撃的だった「FFⅦ」。
初期プレイステーション市場を牽引したカリスマ的作品です。
コンビニでゲームが買えると話題になった「デジキューブ」で買った人も多いのでは。
私も付属本めあてで「デジキューブ」で予約しました。
当時、風邪気味で学校を休んだときFFで遊ぶことを「FF休み」と言ったっけ(ウチだけ)。


以下、シナリオのネタバレあり。

西洋風ファンタジーから脱却した「FFⅦ」は、メインイラストも一新!
野村哲也氏の現代的なマンガ絵にイメージチェンジしました。
当初は違和感があったものの、作品の面白さも相まって「Ⅶ」のキャラクターは大人気に。

金髪の主人公・クラウドを始めとして、セフィロス、ヴィンセント、タークスの面々、渋くシドとイケメン揃い。
あと私の一押し、新羅カンパニーの御曹司・ルーファウス神羅!
ジュノンの見送りイベントでは社長好感度210でクリアして、あふれる思いをぶつけました(笑)
最期も堂々たるものでしたね。(「アドベントチルドレン」で生還していたとは・・・)

エアリス、ティファ、ユフィの中で、皆さんは誰と観覧車に乗ったでしょうか。
私はエアリスです。
理想の嫁的なティファよりも、奔放なエアリスの方が性に合いました。
「電撃プレイステーション」にはユフィ押しのライターがいて、ユフィ一色の自己満足ページもあったなぁ。

みんな「FFⅦ」に夢中になっていましたね、あの頃は。


そんな「FFⅦ」が2020年にPS4でリメイクされ驚きですが・・・。

あの支離滅裂なシナリオは修正されるのでしょうか?

整合性がとれていないところや、クラウドの「なりきり病」は無理があったように思います。
ザックスになりきってソルジャーのフリだなんて、正気の沙汰ではない。
回想シーンでクラウドの代わりに黒髪のキャラが出てきたときはビビりました。

クラウドの妄想にティファが気づかないのも都合が良すぎる。
ニブルヘイムの事件のショックで記憶がおかしくなっているのか?
自分の記憶もあいまいなので、理解力が足りなかっただけならいいんですが・・・。

本当のクラウドのヘタレぶりにも萎えました。
序盤のクールなクラウドとの差が大きくてガッカリ・・・。

エアリスも死ぬ必要があったのかな?
メインキャラで出すなら、ゲームの途中で消さないでほしかったですね。
エアリス好きだから使っていたし、残念でした。

謎の生命体ジェノバもねぇ・・・。
これが出てきてからストーリーが広がるけど、面白いのはここまでだったりする。
「クレイジーモーターサイクル」が流れるミッドガル脱出劇は序盤のハイライト。
こういう見せ場を作れるのはすごいと思います。

エンディングは遠すぎる未来で、ごまかされた感が。
現代と照らしていろいろ考えさせられるのと、後付け作品を出す余地はありましたね。


「FFⅦ」の素晴らしさは皆さんご承知のとおりなので、あえて書きません。
「ヘレティック宝条」のネームセンスと、最後の♪エスカール・シフェリ・ヒラメ・メンタイコ♪の歌が強烈でした。
「FFT」しかり、ゲテモノが増えるにつれ話が迷走するのはスクウェアあるあるなのでしょうか?


ザックスを主役にしたPSPの「クライシスコア」は、終盤で投げました。
アクション得意じゃないし、脇道イベントをやるのが面倒になったという・・・。
せめてエンディングを見てから売ればよかったと、思わなくもない。

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