おかげさまで、「BUCK-TICK語り」を多数の皆さまにご覧いただいています。
ありがとうございます。
しかし、バクチクの魅力を語るところで
バクチクはダサい
と書いてしまったことにより、検索で上位に表示されるようになってしまいました。
アンチの人にはまったく肩透かしの内容なんですけど・・・。
まぁ、バクチクファンは承知のことだからねっ(?)
今回は、櫻井敦司と今井寿のソロ活動について書きます。
櫻井敦司ソロ(2004年)

あっちゃんのソロプロジェクト。
これ、個人的にダメでしたね。(いきなり言った!!)
櫻井敦司をもってしても、曲が好みじゃないとハマらない
ということを実感しました。
私がバクチクの曲に慣れすぎたようです。
他の人が作った曲をあっちゃんが歌ってもイマイチでした。
やっぱり今井節・星野色に勝るものなし。
あっちゃん自身、個性で押すボーカリストではないですしね。

曲が合わなかった櫻井敦司ソロ。
だからライブもスルーしました。
そういえば、この時あっちゃんの結婚騒動が起きましたっけ?
ライブ映像で「観客がシラけてる」と思った記憶があります。
テンション微妙だよね~~と。
そんなことがありつつも、さすがの櫻井敦司。
一曲目の「X-LOVER」からカッコいいのよ!
二次元のキャラみたいで!!
「敦司だけで他の(バクチク)メンバーいらなくない!?」って思ったから。
アルバムは聞かなくてもDVDは一見の価値あり。
櫻井敦司は魅せてくれます。
ライブサポートとして藤井麻輝(SOFT BALLET)が参加しているのはレアかも。
のちにモータルでご一緒するJakeとミヨケンもいますね。

2015年、「愛の惑星 -Collector’s Box-」が発売されました。
あらためて聞いたものの、印象は同じ。
通常盤は面白くないので、もっぱら聞くのはライブ盤の方です。
最近、「Simply Life」や「ユータ」、「GUITAR ARCHIVES」の増補改訂版が発売されましたが、「夜想」は出ませんねぇ・・・。
「LONGINUS」なんてショートムービーもありましたけど・・・。
決して黒歴史ではないはずです。はずです・・・。
いろいろ挑戦した時期でしたね。
Lucy(2004年~2006年)

今井寿+KIYOSHI+岡崎達成のバンド。
サングラスに柄シャツという出で立ちがぴったりな、不良のロケンロール。
最初どんな音になるかわからなかったけど、解禁された「DOUBLE BIG BANG」がカッコよくて!!
Lucyはかなり聞きこみましたねー。
バクチクだと景気のいい音楽は聞けないから。
ボーカルの3流ぶりなんて気にせず、ノったもん勝ち!
↑のインタビューで「浅い感じをマジでやる」とコメントしていますが、まさにそんな感じです。
「Lucy Show」のライブは行けず、「Lucy Show 002」で初参戦。
これがノリノリで、本家(バクチク)より楽しいじゃん!!
テンションがかなり上がったのを覚えています。
復活の機会があればやってほしい・・・けど、もはや自分の体力がなさそう。
Lucy以降、今井は以前よりもギターを弾くようになりました(笑)
キヨシに触発されたのかな~?
THE MORTAL(2015年)

櫻井敦司率いるゴシックロックバンド。
そうよ、ソロよりバンドよ。
これはキタでしょう!!
ゴシックバリバリなアーティスト写真を見せられたら期待せずにいられません。
曲は暗くてどこかアバンギャルド。私好みで刺さりました。
モータルのメンバーにハマった人もいたでしょうか?
私はトリッキーな村田有希生のキャラが良かったなぁ。
MY WAY MY LOVEと青天の霹靂(ミヨケンのバンド)の対バンも見に行きましたよ!
でも、最近姉が言ったんです。
「いま聞くとよくわからない」
CDを聞き直しました。
・・・確かによくわからないかもしれない(笑)
あの時は熱狂があったんだな・・・。
とはいえ清澄な「天使」の世界観といい、世俗臭が出がちなバクチクとは違いますね。
モータルは死にましたが、いつか蘇ることを願って。
NHKホールで関係者席に座る賢ちゃん(森岡賢)を見かけたことも記憶に残っています。
SCHAFT(2016年)

今井寿と藤井麻輝のユニット。
1度目(1994年)はファンになる前でした。
2度目のSCHAFTはサポートメンバーを迎えてのバンド体制。
ボーカルのYOW-ROWのことは知らず、上田剛士とyukihiroもトリビュートアルバムにいたか、くらいだった私。
Lucyの経験で「今井のやることには乗っとく」ことを学んだので、とりあえずライブのチケットは取りました。
「TOUR ULTRA -The Loud Engine-」初日のクラブチッタ川崎。
オープニングの「The loud engine」から震えが走る。
やばい・・・バクチクの10倍かっこいい・・・。
この日はまだフロアも様子見状態でしたが、確実にシビれてましたね。
次の横浜ベイホール。
川崎でSCHAFT慣れしたフロアは大盛り上がり。
番号が良かったのでステージ近くで見ていたら、上田剛士がすごく気になる!!
川崎では「不気味な動きをする変な人」だと思ったけど、観客にサービスしてくれてかわいかった!
耳元から喉にかけてのラインもグっとくるし(笑)
ライブ後、すぐAA=のアルバム聞きましたよ。

SCHAFTのDVDは3回は見たかな。
映像作品を繰り返し見るのは久しぶりです。
ライブに熱中したのはもちろん、悠然と構えるフジマキを眺めたり、YOW-ROWをガン見したり。
マキの投げたピックが頬に当たって痛かったのも思い出(笑)
短期間で怒濤のライブがあって、すべて行ったわけではないけど、幸せな時間だった・・・。
後になってみると、剛士とユキヒロの参加はすごいことでしたね。
あの二人が今井曲でプレイしているなんて夢のようです。
特に剛士はMADでは司令塔、AA=では主役なだけに、いちベーシストとしてステージに立つのは異例。
それでもあの存在感・・・「軸」Tシャツ含めたクセの強さは強烈でした。
2017年、minus(-)とJugendgedenken(YOW-ROWとのユニット)の対バンでSCHAFTの藤井曲を聞く機会がありまして。
バキバキにインダストリアル化されてトンがった曲たち、面白かったです。
SCHWEIN(2001年)
おまけ書きです。
今井寿と櫻井敦司が参加した多国籍ユニット。
当時から興味がなく、曲を聞いてみてもあまり馴染めず・・・。
そもそもロックじゃないですからね。とっつきにくいです。
今井 × 櫻井ボーカル曲(Slip)はややバクチクのにおいがしますが。
ライブでは過激な演出もあったようで、行かなかったことが悔やまれました・・・。