聖剣伝説3(2016年)

20年ぶりにプレイして思うこと・・・名作は色あせない

<アクションRPG/スクウェア/1995.9.30>

なぜか「聖剣3」がやりたくなった2015年の秋。
起ち上げたらデータが残っていたので、まだ大丈夫な様子。
電池が切れる前にと思い、シャルロット主人公で緊急スタート!
ジュエルイーターを倒したところまで進める。
しかし、数日後に再開するとデータがまっさら・・・。
結局、電池交換して仕切り直すことに。


「聖剣3」で遊ぶのは20年ぶりです。
あらためてネットで攻略法を探すと、初めて知る情報ばかりで驚き!
敵のカウンターを知らずに魔法や必殺技を使っていたし、「ブラックラビ」って何? 状態。
魔法の効果も攻略本(基礎知識編)に書いてあるのと違うらしい。
今度は前より賢く遊ぶぞ! と意気込んで、シャルロットで再スタート。

以下、プレイ中に思ったこと、キャラクターの雑感について書きます。

1周目 シャルロット

  • シャルロット(闇:ネクロマンサー)
  • ケヴィン(闇:デスハンド)
  • リース(光:スターランサー)

キャラクター雑感

シャルロットは回復役として抜群の安定感。
パーティーにいると持久戦ができるのが強み。
このプレイでは、ブラックカースの威力を堪能できなかったのが残念。
主人公にするならビショップにして、ターンアンデッド使う方が活躍したかも。

実はケヴィンを仲間に入れるのは初めてだったりする。
獣化すると本当に強い。ほかの肉弾キャラいらないんじゃない?
テニオハが抜けたしゃべり方もかわいいし、ケヴィンを主人公にしても良かったなぁ。

リースは定番のスターランサー。
敵のステータスを下げるより味方を上げる方が確実だと思って。
沈黙付与のマルドゥークを召喚できるのもポイント。
フェンリルナイトは趣味用ですかね?

プレイ後の感想

ザコを無視してダンジョンを攻略し、神獣を全て倒した時点でレベル33。
レベル上げが面倒だと思っていたのに、案外そうでもなかった。
「???の種」を集めているうちに自然とレベルが上がります。

それよりも「???の種」の出現率が気になる。
運が悪いとレベル38になっても集まらなさそう。
相変わらず「武器防具の種」から最強装備を集めるのは大変。
昔は怒涛のリセットで粘った・・・。今は武器とよろいだけで勘弁。


久しぶりのシャルロットの冒険は16時間ほどで終了。
シナリオが短い記憶はなかったけど、お手軽だったんですね。
大人はもう少しボリュームが欲しい。
クラス3で攻略するダンジョンが少ないし、隠しダンジョンがあればな~。

2周目 デュラン

「やいババア!」と占いババを罵るくせに、国王陛下の前では臣下らしくふるまう二面性男・デュラン 。

デュランの剣はリーチがあるので、敵と間合いをとりながら戦えます。
しかし、レベル1必殺技が当てにくい。後半のボス戦ではMissの嵐!
ケヴィン、ホークアイと比べて必殺技ゲージの溜まりも遅く、なんだかもどかしいキャラ。

パーティーメンバーはほぼ4周目と同じなので省略。

3周目 ホークアイ

  • ホークアイ(闇:ナイトブレード)
  • デュラン(闇:デュエリスト)
  • ケヴィン(闇:デスハンド)

女子なら一度はやってみたい猛禽パーティー。
シナリオ的には男3人が団結してる感じで良かったです(妄想90%)。

回復魔法のないパーティーで思ったこと

いくら打撃面が強いとはいえ、やはり苦労した点はあって・・・。

  1. シナリオの進行に合わせて装備品を新調しないと苦戦する。
    (長期戦は不利。装備が弱いとアイテムが底を尽く)
  2. 回復アイテム代がかさんで常に金欠。
  3. クラス1・2の時はさして楽に感じなかったが(神獣を倒すスピードは早い)、クラス3で鬼になる。
  4. みんなが強いと一人あたりの印象が薄い。
  5. 殴るだけで見る間に敵が減っていくので戦略性がない。

プレイ後の感想

金策やアイテム集めでかなり余計な時間を使ったにも関わらず、プレイ時間は最速。
暗闇の洞窟やダークキャッスルで迷いまくったのに、どこをショートカットしたのか?

終わってみるとあっけなく、キャラを活かしきれなかった感があります。
なにせクラス3必殺技を披露する前に敵が消えている。
残ってても1匹じゃあ大地噴出させる必要がない。
(デュランで必殺技ゲージを溜めるのも大変だけど)

ヒーローばかり集めてもダメ。
そういう視点も必要だったと気づかされました。

4周目 アンジェラ

  • アンジェラ(闇:ルーンマスター)
  • ホークアイ(闇:ナイトブレード)
  • ケヴィン(光:ゴッドハンド)

ホークアイ贔屓の私はどうしてもナイトブレードを活躍させたい。
4周目は「ホークアイを満喫しよう作戦」で行くぞ!
(でもケヴィン入ってるから・・・)

キャラクター雑感

世間で不人気のアンジェラは、たしかに使い方が難しい。
COMに任せると特攻してすぐ瀕死になるし、ボス戦ではやることがなくて「ポトの油」係。
戦闘不能のままでもいいくらい。
打撃面でも役に立たない。
・・・と、ボロクソ言いましたが、聖剣の要である精霊を存分に使えるのはアンジェラだけ!
攻撃魔法は「これぞ聖剣感」があってワクワクします。

ネットの情報を参考に、アンジェラの最強クラス・ルーンマスターにチェンジ。
地味なクラスだと思っていたけど、沈黙、石化、即死といった状態異常魔法を遠距離から放つのは反則レベル。
地形の入りくんだドラゴンズホールで神がかった働きをします。
化けますね、これは。

肝心のホークアイはというと、もちろん存在感ありました!
ケヴィンの後ろでちまちま「ふくみ針」を吹いて、気の利く男をアピール(笑)
攻撃面でも、オーラウェイブ → 分身斬 → ダークフォースの連続技でドラゴンを一掃。
個性的な光クラスもいいけど、ホークアイはナイトブレードが一番キレてる。

4周遊んでみて

個人的最強パーティーを作るなら・・・。

  • デュラン(闇:デュエリスト)
  • ケヴィン(光:ゴッドハンド)
  • アンジェラ(闇:ルーンマスター)

物理攻撃が良ければアンジェラをホークアイ(ナイトブレード)かリース(スターランサー)にチェンジ。
終盤のダンジョン攻略用に沈黙付与を持つキャラが一人は欲しい。
回復魔法は、ヒールライト(単)くらいは使えた方が便利。

デュランの使い勝手はあれど、デュエリストは一撃が強い。
赤と紫のカラーリングもかっこいいし、これは趣味かな。
ケヴィンは光でも十分強いのでサポート役。
オーラウェイブ → 大地噴出剣につなげると良さそう!

おわりに

今回驚いたのが、ゲーム序盤で流れるスタッフロール。
いま見るとなんて気取った演出なのか!
この頃は「ゲームを作る人」が憧れだった時代。
制作者の意気込みが伝わってくるようで、胸が熱くなりました。

音楽も少ない音数でよく作られています。
ベースやリズムの響きが心地良く、作業BGMにいいですよ!
32メガのグラフィックはドット職人の細かな仕事ぶりに感心。
(エフェクト時の処理落ちは気になる・・・)

20年ぶりに遊んでみて、名作は色あせないことを確かめました。
Switchで移植版も発売されたので、これからも楽しめます。

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